スウィートバニラ

甘えん坊な猫のバニラを中心に日々の出来事を綴っていこうと思います。

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術後、なるべくバニたんの苦痛を和らげるため、ステロイドを使っていました。
これが良く効いてくれてて、麻酔から覚めてからのバニたんは、少しずつ元気になっていきました。

でも、これは一時的な処置で、続けて使うと効かなくなってしまう・・。
先生の予想は、効き目がなくなってしまう前に、バニたんの体の方が持たないと思っていたと思う。

術後1週間、毎日点滴に通いましたが、治療が終わったとき、「明日を迎えることが出来たら。。。」と言う言い回しをしていたし、術後すぐの説明では、一般的な治療の方法として、抗がん剤があるが、バニたんは抗がん剤治療をするには末期すぎて、不可能な状態と言っていました。

でも、バニたんは頑張りました。
ステロイドが使えなくなる段階まで来たとき、不可能と言われた抗がん剤の治療ができる段階まで進むことができたのです。

ただ、これは治すと言う意味合いのものではなく、少しでも進行を遅らせる、今の状態を維持する意味合いが強く、バニたんの体力に合わせて、弱い副作用の少ない抗がん剤を使うことになったのです。

しかも、抗がん剤を使うときは、ある程度、計画的にどの抗がん剤を決まった期間投与して、次の段階では・・と言うように、決まっているようなんですが、バニたんは使える抗がん剤も限られていて、それがどのくらい効果を期待できるのか全くわからないので、様子を見ながら、進めていく。

このときに初めて寛解と言う言葉を知ります。
この病気には完治が無く、治ったように見えても必ず再発する。
この治った、症状が全く無い状態を寛解といい、抗がん剤治療は、本来この寛解を目指すものですが、バニたんの場合は100パーセント望めないと。


寛解をこのような使い方で知るのも、辛かったし、100パーセントと言い切る先生に1パーセント位おまけしてくれたらいいのにと1パーセントの希望も持たせてくれない先生を不満に思いながらも、こう融通が利かないくらいまじめな先生だから信用も出来るんだよな~と納得したりもして・・・。



効果に期待を持ちつつ、バニたんの体に与えるダメージに不安を覚える。
でも、何もしなければ、バニたんは確実に死んでしまう・・・。
迷うことなんて出来ない。少しでも長く生きる道があれば、それを迷わず選ぶしかないんです。

抗がん剤治療が始まる。
毎日の通院が1週間に1度、半日病院に預ける形となりました。
バニたんは、病院が嫌なので、危険を察知すると、私達が手の届かない、洗濯機の裏に隠れてしまいます。
周りの荷物と洗濯機を全部動かし、バニたんを捕まえる。

だから、病院の日でなくても、私達が出かける用意をすると、警戒して隠れるようになってしまいました。

可哀想だけど、すばやく逃げ隠れるほど、元気に動けるようにもなったということ。
これはちょっと嬉しいかったです♪


最初に使った抗がん剤は、悪くはならないけど、特に効果は見込めず、2週間で、違う抗がん剤に変更。
次の抗がん剤も1週目は特に変化は見られなかったのですが、2週目以降から、序々に効果が出始め、腫瘍が少しずつ小さくなり、細かな腫瘍はあっという間に消滅。

大きな2つの腫瘍も1つ消えて・・・
ずっと、わずかに残っていた最後の1つもとうとう消えてしまったんです。

そして、100パーセント不可能と言われた、寛解期を迎えることが出来ました。
術後半年目の出来事です。

この半年の間、バニたんは行くときは嫌がりますが、病院では、看護師のお姉さんに抱っこされて、喉をごろごろ鳴らしたり、手をぺろぺろ舐めてあげたり、バニたんなりに受け入れて頑張っていたようで、看護師さんにも可愛がられていました♪



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バニ「ボク頑張りました♪」



その半年の間、家でも飲み薬があり、1日ごとの錠剤の抗がん剤と、1日2回の粉薬。

抗がん剤は口の奥にぽんと入れてあげるとごくんと飲み込んでくれるのですが、粉薬は苦戦しました。

水で溶いてシリンジで飲ませるのですが、イヤイヤしながら、なかなか飲んでくれず、飲んでも口から泡みたいになって出してプルプルその辺に飛ばしてしまうんです。

味を薄めるために水を多くすると、たくさん飲ませなくてはいけないし、少ないとまずくて飲めない・・・
可哀想でためらうと余計バニたんが辛くなるので、心を鬼にして飲ませる。

バニたんに嫌われるんじゃないかと思いました。
でも、私のこと嫌いになってもいいから、とにかく生きて欲しい。
バニたんが生きてる姿を見られるだけでいい。
そう言い聞かせながらいつも心を鬼にして薬を飲ませていました。


でも、バニたんが私を嫌いになることなんてなく、いつも甘えてくれたし、薬も、飲ませる前は、嫌だ~と逃げるんですが、それが本気ではなく、私が捕まえるぎりぎり位の速さで逃げて、追いかけっこを楽しんでから、ちゃんと捕まって、泡泡にはなりつつも、頑張って飲んでくれるようになりました。


抗がん剤も薬も、相当嫌だったと思いますが、バニたんなりに楽しいことも取り入れながら受け入れようと頑張ってたように思います。

バニたんは元々そんな仔で、私がすることは何でも受け入れてくれます。
だから、爪切りもとても楽だし、抱っこも抵抗しないし、寝ているバニたんにすりすりしても、喉をごろごろならして、気持ち良さそうに寝ています。

闘病のときくらいわがまま言って駄々こねたっていいのに、すべてを受け入れようとするバニたんを切なく思うことも多かったのですが、それにずい分救われたのも事実です。



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いつも笑顔で乗り切ってきたバニたん♪



次回は闘病お食事編です。
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闘病生活・・・

今までの流れから、辛く苦しい闘病を想像されるかもしれませんが、あの日から今日まで、闘病自体を辛いとも大変とも思ったことはありません。


病気になったこと、それっは完治のない病気だということそれは今でも辛く、重くのしかかってくることはありますが・・・。


バニたんが生きていてくれたらそれでいい。
その言葉に嘘はなく、バニたんが生きていてくれることが、とても嬉しく、
一緒にいられることが何よりも幸せ♪

だから、バニたんとの生活は楽しくて、笑顔や笑い声の絶えない闘病生活を送っています。




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こんな愛らしいポーズで和ませてくれたり・・・



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腹巻のような術後服も気にせずマイペースで寛ぐバニたんを見て癒されたり。


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いつもと変わらなくお外の監視をするバニたんに、生きる意欲を感じたり・・・


バニたんのお腹には爆弾のような腫瘍があって、いつ何が起きてもおかしくないその現実は変わらないのに、目の前にいるバニたんは、全くそんな厳しい現実を感じさせません。



初めはご飯が食べれるようになって、お水も自分で飲めるようになって、トイレに行ったときは自分で体を支えられずハラハラしましたが、ご飯を食べれるようになって2日後、初めてうん○が出たときには、腸がちゃんと機能してくれてることに大喜びしちゃいました。

猫がうん○する姿に感動するなんて、かなり危ない人みたいですが(笑)

その一つ一つがまるで、子猫のバニたんを育てていた頃のようでした♪



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最初は自分の体を支えることも出来なかったのに、こんな絶妙なバランスで毛繕いできるようになった頃。


こんな風に、昨日より今日、今日より明日・・・少しずつ以前の元気なバニたんを取り戻し、今ではすっかり元のバニたん・・・それよりもずっと元気でパワーアップしたバニたんになりました。



完治が無いと言われる病気なので、今でも怖くないと言ったらうそになりますが、怖がってばかりいないで、うまく付き合って行こうと思ってます。


いつお別れの日がくるのかわからないからこそ、毎日、バニたんには、ママにとってバニたんがどれだけ大切な存在なのかを言い聞かせています。

大好きも毎日言っています♪
生きていてくれてありがとうも言っています♪


今までは、平和な穏やかな日々が当たり前にくると思っていたけど、今はそうじゃない。
だから、後でじゃ無く、伝えられるときにすぐ伝えよう、出来ることはすぐしてあげようそう思うようになりました。



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こんな変顔で私たちを楽しませくれるバニたん♪
これからも、ず~っと明るく元気に乗り越えていこうね!


次回は闘病のお薬編です。
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安楽死を勧められるくらいに術後苦しむかもと言われてたバニたんが、日に日に元気を取り戻していく。

薬や点滴のおかげという事はわかっているし、その薬は長く効き続けるものでないことも、説明を受けている。

それでも、私はその姿にホッとして少しずつ落ち着きを取り戻していきました。

1週間ほど休みをもらいバニたんに付きっ切りでそばに居て、いろんなことを考える時間もありました。

最初はただ泣いてばかりでしたが、泣いていても、バニたんに時間が余り無い事実は変わらない。

だったら、泣いて時間が過ぎてしまうのは勿体無い。

バニたんには笑顔のママの顔を覚えていて欲しい。

そして、虹の橋を渡るときには、重くて持ちきれないほどの愛情を持たせて旅立たせてあげたい。

だから、短い時間で伝え切れるのかわからないけど、ありったけの愛情をバニたんに注ごう!伝えよう!
そう思ったんです。

泣くのはお別れした後、たっぷり時間があるだろうから、今は無理やりにでも、バニたんの前では笑っていよう、そう決心したんです。



でも、病院の先生には、ニコニコしている私が、バニたんが助かるかもしれないと希望を持ち始めているようにでも見えたのかもしれません。

ある日とても、厳しい口調で、バニたんは一時的に良くなってるように見えても、現実には厳しい状況には変わりなく、いつ何が起こってもおかしくない状況なので、覚悟しておいてくださいと言われました。

なんでそんなことわざわざ言われなくてはいけないんだろう?

初めて反感を覚えました。

覚悟ってなんだろう?
覚悟したら、悲しみは減るのだろうか?

末期がん患者の家族は、ずっといずれ来るお別れのときを思いながら、悲痛な思いで毎日過ごさなければいけないのか?

私は私なりの形で覚悟をしたつもりなのに・・・

ただ、小心者なので、一言も言い返すことは出来なかったのですが。


それからは、すっかり心を閉ざしてしまい、通院のときも、先生と目も合わさず、話を聞いて、笑顔になることもなかったと思います。


でもそれでも、病院を変えなかったのは、先生の得意分野はがん治療で、1番はバニたんに対して、とても一生けんめいなのはちゃんとわかっていたからです。


今では、おかげ様ですっかり元気なバニたん。
先生にはとても感謝しています。
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今日はちょっと、病院の先生とのお話。

私が結婚したとき、パパの連れ子の2匹のにゃんこがいました。

私にとって、初めて一緒に暮らす猫で、猫と暮らす楽しさと、大切な者を失う悲しみを教えてくれた大切な存在です。

ぽちとジャムは、出会ったときにすでに高齢でしたが、病院いらずの元気なおばあちゃん達でした。

でも、たまに調子が悪くなると、病院へ連れて行くのですが、かかりつけの病院もなく、なんとなく近くの病院へ連れて行く。

そのころ、彼女達は18歳位、たいていは、体力的なことを考えて、出来る検査も限られ、年齢的に仕方が無い的なことを言われる。

何となく違和感を感じながら、次に具合が悪くなったときは、違う病院へ行く。

どの先生も感じは悪くないが、自分でもどうしてそうしていたのか、そのときは上手く説明がつきませんでした。

そんな時、新しく出来たばかりの動物病院にジャムを連れて行ったとき、やっぱり、体力的はことから、詳しい検査はできなと言われたけれど、今の苦痛をやわらげて、穏やかに暮らせるように、出来る限りのことをしていきましょうねとその先生が言ってくれた。

私は、そのとき初めて気がついたんです。
年齢的に仕方が無いと言われる違和感・・・
飼い主にとっては何歳だって、仕方が無いと諦められる年齢なんて無いと言う事。
そしてそんな理由で諦めてしまう先生に不信感を持っていたから、違う病院へ行ったんだという事を。

それからは、ず~っとこの諦めない先生の病院へお世話になっています。

それが今の先生なのですが、

話はバニたんに戻りまして・・・

そんな先生ではありますが、バニたんの手術のときに安楽死の話をされたとき、そんな諦めない先生の口から安楽死の話が出るなんて物凄くショックで裏切られたような気分になりました。

この先生はバニたんの命を諦めたりなんかしない!って勝手に信じていたので・・・。


今、冷静になってみると、そう言わなくてはいけないくらいバニたんの病状が悪かったのだと理解できるのですが。


そんな先生の言葉とは裏腹に術後2日目のバニたんは・・・


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トイレもしっかり出来るようになり・・・



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いつものように、窓を開けて外の監視も始め



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私の足の上で寝ている時間が1番長いのですが・・・



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場所を変えて外を見たりもしました。

具合悪そうでもなく、とってもしっかりした表情です。


そして夜には・・・




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なんと自力でキャットタワーの天辺に登ってしまいました~!!

人間だったら、どんな手術でも術後2日でこんなこと出来ないだろうと・・・
猫って、バニたんってすごい!そう思いました。



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こんな高いところです♪



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こんな風にとっても寛いでいました。


本題に入る前にとっても長くなったので、1度ここで終わって、次に続きます。
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眠ったのか眠っていないのか、よくわからないままに朝を迎え、あれから病院からの電話が無いことから、バニたんも、朝を迎えることが出来たんだと少し安心する。


そうなると、少しでも早くバニたんに会いたい!会って抱きしめたい!
はやる気持ちを抑えながら、病院へ向かう。


病院へ行き、バニたんとキャリー越しに対面する。
まだ、完全に麻酔からは冷め切っていないようで、朦朧とした感じのバニたん。

そんなキャリーを膝の上に乗せ、バニたんの重みぬくもりを感じながら、先生の説明を聞く。

正式な病名は、消化管型リンパ腫(低分化型・高悪性度)の末期。

このリンパ腫は、悪性度が高く、進行が早い最悪のタイプ。

バニたんのこの大きな腫瘍もわずか2ヶ月ほどで進行し、末期的な症状になったと推測されるそうです。

たとえ、早期に発見できたところで、助かる可能性はかなり低い病気だそうです。

抗がん剤での治療も今のバニたんにはできない状況で、今出来るのは、残された時間、なるべく苦しまないように、穏やかに過ごせるように、薬で苦痛を緩和させるしかないとのことでした。

結局は、日付が変わっても、何も厳しい現実には変わりなく、相変わらず先生の言葉からは、希望が持てるものは見つけられず・・・

やっぱり私は現実が受け止められず、ぼ~っと先生の話に耳を傾けながら、「早く家に帰って、バニたんをだっこしたいな~」と考えていました。

でも、昨日と違いバニたんが傍にいる。
それだけで、ずいぶん気持ちが落ち着いていたと思います。


家に帰り、バニたんをキャリーから出すと・・・

まだ、麻酔から覚めきっていないせいなのか、体はだら~んとして、朦朧とした様子のバニたん。

生きて帰ってきて欲しいと、生きていてくれたらそれでいいと願っていたのに、

ぐったりしたバニたんを見て、いつもと全く違うバニたんを見て・・・

やっぱりショックでした。

もう、あの元気なバニたんを見ることは出来ない。
当たり前のように過ごしていたあの毎日をもう望んではいけないんだ・・・

ショックだったけど、バニたんは今、生きて傍にいてくれてる。
そのことだけを考えよう!
一緒にいられる今この時間を大切に大切にしていこう。

少しでも未来のことを考えると、不安で怖くてたまらなくなる。
だから、今このときだけを、バニたんだけをみつめていよう。
そう心に決めました。


ここからはこの日のバニたんの写真です


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パパとママに抱っこされたバニたん。


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寒くて自力でストーブの前へ。
いつも表情豊かなしっぽがず~っとだら~んとしていた。

寝ていると、ちゃんと呼吸をしているのか不安になり、何度も確認をしてしまう・・・。
そばにいる安心感と急に襲ってくる不安に、私の精神状態もかなり不安定でした。


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ストーブの前だと干からびそうなので、ソファに連れ戻し、暖めながら寝かせる。
5月とは思えない光景。


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再び、ストーブの前に行き、今度は毛繕いを始める!

・・・でも、体力がないので、座ったままだと体を支えきれず、すぐに崩れてしまう。


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自分でキャットタワーの上の猫ベッドに飛び乗って寝始める。
高さ1m位。
このときにはすっかり麻酔は覚めたようで、だいぶしっかりした顔つきになっている。



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点滴の針が付いた、手が動きにくそうですが、バニたんは、いつもどおりに生活しようとするようにがんばっていました。


トイレも自分でしようとするのですが、体を支えきれず倒れこんだり、砂かけする体力が残ってないのに、砂を掛けようと頑張っていたり・・・。

ご飯もここ数日ほとんど食べてくれなかったのに、食べようとする意欲が伝わってきて、1度に少しずつしか食べられないけど、がんばって食べていました。


その姿は、ただひたすら、生きようとしているようで、
バニたんは生きることしか考えていないようで、
私には、死に向かっているようには見えませんでした。
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