スウィートバニラ

甘えん坊な猫のバニラを中心に日々の出来事を綴っていこうと思います。

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病院からの帰り道は、車の中でパパと2人で泣きながら帰ってきました。

家に着いてから、手術が始まる時間まで、何をしていたのかあまり思い出せませんが、ただ放心したようにぼ~っとしていたようにも思います。


バニたんの居ない部屋の中を見回すと・・・



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(この写真は、今日撮ったので、密かにバニたんが写ってます)


どこを見てもバニたんのものであふれています。

バニたんと暮らし始めた4年間。

たった4年なのに、どこにいても、バニたんのものがあって、ぬくもりを感じて・・・

こんなに大きな存在になってしまったバニたんが、もしこのままいなくなってしまったら、

こんなにバニたんのものや、ぬくもりでいっぱいになったこの部屋で、私はこれからどうやって生きていけばいいんだろう?

ぼんやりそんなことを考えては、その想いを否定し、絶対バニたんは助かるんだ!!
そう自分に言い聞かせたりした。




いよいよ手術が始まる時間。

バニたん頑張れ!バニたん頑張れ!
・・・お願いとにかく生きていて!

必死に祈り続けていました。



・・・・・・・・でも。



手術が始まって30分もしないうちに病院から電話が。


「お腹を開いてみましたが、思っていたよりも、腫瘍が、腸を始めすい臓やいろんな消化器を巻き込んで癒着していて、腫瘍を取り除くことができない。

しかも2つの大きな腫瘍のうちの1つが破裂寸前で時間の問題。

このまま麻酔から覚めても苦しむことが予想されるので、尊厳死(安楽死)も含めて、どうするのか家族で話し合ってみてください」


と言う様な内容でした。


電話の応対をしたパパからそれを聞いたときの気持ちは、上手く言葉に出来ません。

子供のように声をあげて泣きました。

もう、何をどこから受け止めていいのかどうか・・・

いや、何もかも受け入れたくなんかない!!

いろんな感情で頭の中はもうぐちゃぐちゃでした。


朝から、とにかくバニたんが元気に戻ってくることを願っていたのに、どんどんその願いは打ち砕かれていき、

どんどん辛い選択肢を突きつけられ・・・


今、私達が決めることを許されたのは、


バニたんとどういう形でお別れするのか

もうそれしか残っていなかったんです。




そのときの私は、迷わず安楽死は選ばない選択をしました。

いつも、食事に行っても最後までメニューを決められない優柔不断な私が、これだけは全く迷わず決断しました。



麻酔から覚めたバニたんは苦しむかもしれない。

それを見守るのは辛いかもしれない。

でも、人工的にじゃなく、自然にそのときが来るのを、そばで一緒に見守ってあげたいそう思ったのです。


安楽死を選択する、しないは人それぞれで正解はありません。


パパも思いは一緒でした。
泣きながら、本当にその選択でいいのか話し合いそして、安楽死は選ばない、そう決めました。



手術中なので、こちらからは連絡が出来ないので、先生からの電話を待ち、電話が来たときにそのことを告げ、残された時間がもう無いのであれば、手術が終わり次第迎えに行きたいことを伝えました。


バニたんには病院ではなく、家族の思い出がたくさんつまったこの家で、見送ってあげたいと思ったのです。


ただ、そんなに時間は残されてはいないけど、麻酔から覚めない状態のまま返すのは難しい。
医師として、それまでは様子を見させて欲しいそう言われ、明日朝一で迎えに行くことになりました。

ただ、ただ明日生きてるバニたんに会いたいそれだけを願っていました。


そのあと、もう1度だけ病院から電話がありました。

何かあったのかとドキッとしました。


「あれから、癒着した腸を少しずつ時間を掛けてほぐしたら、腸が活動を始めて、腸閉塞の危機は脱することができ、破裂寸前の腫瘍も、応急処置的に、他の皮膚を移植したので、少し時間稼ぎになる」という内容でした。


先生も、生きてバニたんを家族のもとに返してあげたいと頑張ってくれてたのです。

これは、この日1番の希望が持てる言葉となりました。



真っ暗闇の中に糸のように細い光が見えたような瞬間でした。


こうして長い1日が終わったのです。
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テーマ:猫のいる生活 - ジャンル:ペット
コメント

今元気になったバニたんを見ているのに、
やっぱりあのときの記事を読むと涙があふれてしまいます。

腫瘍は取り除けなかったけど、
先生がそのときにできる最善の処置をしてくださったことが、
バニたんの奇跡の始まりだったんですよね。
バニたんの腸が頑張ってくれてよかった!

あきばにさんご夫婦の気持ちがひとつでよかった!
あれほどの辛さ、苦しさをよく乗り越えられましたね。
バニたんは素晴らしいママとパパを持って幸せですよ。
2011/05/14(土) 00:17:41 | URL | じゅり母 #sowQq82.[ 編集]
じゅり母さんへ
ありがとうございます♪
そうですね・・・
いま、バニたんが元気でいてくれるから、振り返ることが出来るけど、もし違っていたら、2度と思い出したくない位辛い日だったと思います。
でも、じゅり母さんのように、一緒に泣いてくれ、生きて欲しいと願ってくれる人がいる。
それだけでとても心強く乗り越えるための大きな力になりました♪
本当にありがとうございました。
2011/05/16(月) 20:40:32 | URL | あきばに #-[ 編集]
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